カテゴリー
天体 工作

双眼望遠鏡

余り部品があったので双眼望遠鏡を作りました。

対物レンズはビクセンのSpotting80Sっていう望遠鏡に使われていたものです。

カビや汚れがあったのですが、洗浄したら使えそうでした。

鏡筒やフォーカス部分は他のレンズと組み合わせてしまったので対物レンズだけが残っていました。

これはSVBONYのおもちゃ望遠鏡に使われていたものです。

以前になんちゃって双眼望遠鏡を作ろうとしておもちゃ望遠鏡を用意したんですが、ドローチューブが細すぎたので使わずに放置されたいたものです。

鏡筒パイプとフードは3Dプリンタで作成しました。

鏡筒パイプはビクセン規格のアリガタも付いた状態で作ってみました。

鏡筒パイプにはビクセンの90mm鏡筒と同じネジ切りを付けて対物レンズホルダーを接続します。

フォーカス部分の接続はネジ止めになっています。

Spotting80Sのフードが伸縮可能で対物レンズホルダーがその様な構造だったので、それに合わせてフードを作成し伸縮可能にしました。

組み上げたらこんな感じです。

双眼用の台座はカメラスライダーを使って作りました。

カメラスライダー2台分の台座を1つのスライダーに搭載し、そこにアリミゾ台座を載せています。

これで双眼望遠鏡として目幅調整が出来る台座になっています。

このアリミゾ台座は受け側にネジを追加して水平方向の微調整が出来る様にしてあります。

レールにはアリガタプレートを付けたので、いろんな架台に載せられます。

アリガタプレートは1/4カメラネジで付けてあるので、アリガタプレートは外してカメラ用三脚にも載せられます。

望遠鏡を台座に載せるとこんな感じ

以前に紹介した正立天頂ミラーの双眼対応版を作って取り付けました。

双眼対応版な部分は鏡をネジで止める様にして、少しだけですが光軸調整が出来る様にしてあります。

この後、光軸調整を行い完成しました。

腰痛で山での作業が出来なかったのでこんなんを作ってました。

双眼望遠鏡絡みでは他にも自作で治具作りをしてたりしますのでおいおい紹介させてもらいます。

カテゴリー
自分の山で星が見たい

自分の山で星が観たい

我が家は東京都(東西の中央辺り)で綺麗な星空が観えるとは言えません。夏には北極星すら探すのが大変。。。

星を観るには何処かへ出掛けて観るって事になるんですが、適当な空き地で勝手に観る訳にはいきません。フリーな駐車場ってのも何か自分勝手出来ない気がする。千葉の九十九里に親戚が居り、気軽に行ける処はあるんですが都内超えで行くには時間が掛かるんです。

で、好き勝手に行って星が観られるところが有ったらいいなと数年前から物色してました。

これがなかなか見つからなかったです。

山間で手が届く物件はいくつかあったんですが、2~300坪の土地だと敷地の木を全部伐採しても見える空は限られる。尾根や山頂を含んでいても道が無い。見晴らしが開けていていいなと思ったら既にどなたかのものに。。。などなど

そんな中で去年の暮れにとうとう出会いました。自宅から1時間ちょいで行ける。下の道から尾根まで続く1800坪!!

敷地まで車の乗り入れは出来ない。すぐ隣に民家がある。。。と言ったマイナス点はあったのですが目を瞑って手に入れる事にしました。

赤枠内が手に入れた土地です。

家がある左側はもともと民家があり、今は取り壊されて平地になってます。この場所でもとりあえずの星見は可能!!。。。なんですが、家を取り壊した際の瓦礫等が放置され草に埋もれてました。

まずはここの片付けから初めてって事になります。

写真は無いですが、この場所でも夜には星を観る事は出来ました。